12 論理的思考2

前回、論理的な思考を鍛える、ということで、
簡単なワークをやりましたが、
今回は、いつでもできる鍛え方です

すごく簡単な上に、
毎日がキラキラと輝き始めます

あらゆる場面で使ってみて下さい♪

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【ワーク】

「なぜ?」と3回聞いてみる

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「今日は仕事行きたくないな〜」と思ったら・・・

「なぜ?」
「寒いから」

「なぜ?」
「大寒波が来てるとか聞いたけど・・・」

「なぜ?」
「なぜ?大寒波ってなんだろう?」
「そうだ! Google先生に聞いてみよう!」
「あの人こういう話好きそうだから、話してみようかな?」

「この人苦手」と思ったら・・・

「なぜ?」
「なんか偉そう」

「なぜ?」
「言葉遣いが上から目線なんだよね」

「なぜ?」
「よく聞いてみたら、言葉そのものよりイントネーションだ。
栃木弁だからきつくきこえるのかも。私も気をつけよう」
「あ!上から目線って思うってことは、
私の中に上下という感覚があるってことだ!」

「この仕事、めんどくさいんだよな〜」と思ったら・・・

「なぜ?」
「手順が煩雑で間違いやすいから」

「なぜ?」
「そういえば間違いやすいってわかってるのに、
手順の見直しをしたことがなかった」

「なぜ?」
「教わったことをそのままやって、
めんどくさいって言ってるだけだった」
「後輩にも同じ教え方しちゃってた!」
「一緒に工夫して変えられるかも」

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「なぜ?」と3回聞くことで、
「なんとなく」を言語化できます

論理的な思考ができないと悩むのは、
思考できていないのではなくて、
思考の整理がついていないことと、
それを言語化するのに慣れていないから、
という場合がほとんどです

前回も描きましたが、
「難しい言葉はいりません」

ステップを踏んで、説明することが大切です
自分にも、他者にも

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そして、この「なぜ?」には、もう1つの効果があります
「ロボット人間脱出」です

「なぜ?」と問いかけ、違う視点でものごとを見ると、
世の中が違って見えるのです

3回も「なぜ?」と聞けば、たいてい3回目には、
気づきが溢れ出します

「そういうものでしょ」と思って対応していると、
その世界に自分は存在しません

我慢して受け流したり受け入れたりしていると、
どんどんエネルギーは減っていきます

エネルギーの節約とばかりに、
波風立てず、新しいこともせず、一日をやり過ごす

好きなこと、楽しいこと、積極的なコミュニケーション、
そういったものが私たちのエネルギーの元なのに、
充電することのないままでいると、
節約どころか少しずつエネルギーが漏れて行ってしまいます

テレビを見ていても、
相手の発言を聞いても、
「なぜ?」と考えるだけで、私たちは人生に参加できるのです

子供はよく「なんで?」と聞きますよね
彼らの毎日は、謎に満ちた冒険の日々なんです
そりゃ〜、ウツなんかとは無関係のはずですよね(^^)

自分だけでなく、相手にやってあげるのも効果的ですよ
これだけで充分、コーチングにもなります

表現の言葉が足りないと思う方は、本を読みましょう!
たくさんの美しい日本語を自分の中にインプットすれば、
おのずと口から溢れ出す時がやってきます

今日から楽しんで、
「なぜ?」「なぜ?」「なぜ?」

子供のように世の中を見たら、
なんだか面白くてたまらなくなるはずです

ぜひぜひ、体験談など教えて下さいね☆